HATOGI屋(ハトギヤ)

よくある質問シリーズ 「何回研げばいいですか?」

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お久しぶりです!!

 

 

安定に更新をサボっております!!(笑)

 

 

最近は、記事の更新だけでなく、インスタの投稿もサボっております!!(泣)

 

 

この新しいホームページを作ってくれた業者さんにも申し訳ないですね、、、。

 

 

しっかりせねば( `ー´)ノ

 

 

ということで、今回は、最近よくお客様に質問されることが多かった内容に触れていきたいと思います。 

 

 

タイトルにもある通り、

 

 

「何回研げば、いいですか?」

「何回研げば、欠けが取れますか?」

「何回研げば、そんな風にキレイに光るようになりますか?」

 

 

 

という質問をよくされるので、お答えします。 

 

 

 

僕のブログを読んで頂いている方ならなんとなく答えが予想できると思いますが、、、(笑)

 

 

答えは、、、

 

 

 

「そんなん分からねーよ!!!」

 

 

です(^^)/

 

 

なぜなら、各包丁によって分厚さ、欠けの大きさ、鉄の硬さ、刃先がどれくらい丸くなっているか、使っている砥石の種類等々、様々な要因を考えなければならないので、一概に何回研げば良いですよなんて言えるわけないんです。 

 

 

みなさんの持っている砥石と僕の使っている砥石が同じとは限らないですし、同じ砥石でも研ぎ方が違ったら全く違う結果になりますし、同じ砥石でも違う包丁なら研ぎ回数に誤差が出て当然です。 

 

 

 

なので、初心者さんは回数なんて気にしないでとにかく欠けがなくなるまでひたすら無心になって研いでください。

 

 

 

回数を気にしている方は、ゴールが分からないからゴールを設定してほしいと思っているのでしょう。確かに、いつまで研げばいいか分からない方々にはある程度の目安を設定してあげるのは必要かもしれませんが、さすがに回数だけでは安易すぎます。

 

 

 

料理で例えるなら、「鳥肉は〇〇分焼けばOK」というレシピがあったとします。その通りに初心者が焼いたとしても肉の大きさ、火力など多少の差異があり、まだ中が焼けておらず生の状態だったら危ないですよね?

 

 

 

回数や時間に囚われすぎると、まだよろしくない状態なのに、「言われた通りもう〇〇回やったからいいや」とか「〇〇分やったからいいや」という思考になってしまいます。

 

 

 

もう一度言います。回数(時間)ではないです。自分の求める状態になるまでひたすら行ってください。包丁研ぎであれば、“カエリ”が出るまでひたすら研いでください。“欠け”があるのであれば欠けがなくなるまでひたすら研いでください。

 

 

 

もちろんカエリを出す為には、研ぐときの角度は包丁を寝かせて浅め(鋭角)に研いだ方がいいです。包丁を立てすぎて鈍角に研ぐと簡単にカエリが出ますが、鈍角な刃になり切れ込みがよくなりません。

 

 

 

カエリを出すことができたら、ひとまず第一段階クリアです。その他にも大切なことがありますが、長くなってしまうので、今回はこの辺にしておきます。 

 

 

 

最後にハッキリお伝えしておきますが、初心者の方は研ぎが数分で終わるだなんて思わないでくださいね(^^)/

 

 

 

最初は、1本研ぎ終わるのに数時間、又は数日かかると覚悟して研ぎに望んでください。 

 

 

 

 

 

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