かき氷機の刃【初雪】の研ぎ(成功例)
かき氷機【初雪】の刃の研ぎは、失敗の投稿がありましたが、成功もあります!
しかも、上手くいかない時期(正解がよくわからない時期)の後での“成功”なのでとても嬉しかったですね!!
もちろん、今までの失敗からの積み重ねでいくつもの仮説を試したことが、上手くいった要因の一つでありますが、それ以上に …
今回は、実際に【初雪】を使い、試し切りをさせていただいたことが大きいです!!
目の前でちゃんと氷が削れて行く様子が見れたのはとても良かったですし、何より、僕が直接かき氷機の刃の調整までさせてもらえたので、どのような角度で刃をセッティングして、どれくらい刃を出せば、どんな氷が削れて出てくるのかが理解できて凄く勉強になりました。
今回のお客様に感謝です!!!ありがとうございました!
では、さっそく研ぎの写真を載せていきます。
↑が研ぐ前の写真です。
↓が研ぎ途中の写真です。
分かりにくいですが、実はこれ、機械研ぎです。
新品の刃は、ベルトサンダーが当たったような研ぎ跡なのですが、↑の僕が今回研いだのは、【水冷式の回転砥石】で研いだ物なので、写真で見ると研ぎ跡が手研ぎに近いですね。
ここからさらに、前回生まれた仮説②と③を試していきます。
①機械研ぎにする
②刃の研ぎの向き変える
③仕上げ砥石の番手を落とす
そして、上記の仮説を試して仕上がった刃の写真を載せようとしたところ、仕上がりの写真を撮り忘れました…(-_-;)
申し訳ございません!!次は必ず撮ります!!
ですが、見た目は前回の失敗した刃の見た目とほとんど変わりません(*´з`)
一応失敗した時の写真を載せますが↓
見た目はほぼこれと同じです。
唯一の違いは、刃先をズームアップするともうちょっとはっきりとした小刃があったくらいですかね。
研ぎ終わってから、お客様のお店に行き、試し切りをさせていただいた時の写真を載せます。
↑刃の角度によってタイプの違う氷が削れて出てくるので、それを試している時の写真です↓
ここのお客様には、「またお願いする」と言ってもらえたので何はともあれ一安心です(*´Д`)
しかし、まだ油断はできないですね!さらなる技術の向上を目指します!!
“かき氷機の刃【初雪】の研ぎ(成功例)” への4件のフィードバック
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初めまして
趣味で包丁を砥いでいます。
初めてブログを拝見させていただきましたが、とても参考になる内容でしかも、いいことも悪いことも書いてあって、その姿勢に感心しました。
砥ぎサミットには、昨年参加させていただきましたが、今年は所用と不参加でした。
初雪の刃は、僕も今年初めて砥いでみましたが、正解が分からず、悩みました。
鉋と一緒で裏はベタでいいんですよね〜?(^^;)
依頼主には来年頑張りますと伝えておきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
せい様
コメントと、お褒めの言葉ありがとうございます。
かき氷機の刃は、頻繁に研ぎ依頼が入るものでもなく、さらに研いだ人間が試し切りできない事が多いので、成功経験値が溜まりずらいですよね、、、そういった場合かなり難易度高いと思います。
僕は、裏はベタで研いでいます。しかし裏が歪んでいる事が多いので、ベタ研ぎで刃先がしっかり当たるようになるまで時間がかかる場合が多いですね。
もし、来年も研ぎサミットが開催されるのであれば、僕は参加するつもりですのでその際にお会い出来たら幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
藤原さんは、今や東京暮らしの人なので、ちょっと不安材料もありますが、多分、来年も開催されるのではないでしょうか〜?
協会の幹部連中は、みんなよく知っていますので、また、サミットの時期になると誘いがかかる思います。
また、ウチのブログも覗いてみてください。
ほとんど更新してませんが・・・(^^;)
せい様
藤原さんは東京暮らしなんですね!幹部の方から直々にお誘いがくるなんて羨ましい限りです!
来年も開催してほしいですね、、、。
せい様のブログも是非拝見させていただきます!