HATOGI屋(ハトギヤ)

裁断機の刃の研ぎ

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今回は、裁断機の刃の研ぎの様子をアップします。

 

こちらですね。

 

長さは30㎝超えています。

 

この裁断機の刃はリピート様の物で、前回研いだのはもう1年くらい前のことです。

 

つい最近まで切れており、「ここ1週間あたりで切れ味が悪くなった」とのことで、研ぎに出してくださいました。

 

まさか、1年ももつとは自分でもビックリですが、これは切る紙の質と量にも左右されるので、必ず1年もつとは限らないですね。もっとエビデンスが必要になりそうです。

 

ただ、他の企業様で同じタイプの裁断機の刃を研がせていただいていますが、そちらも大体、半年~1年の間で研ぎに出してくださるので、切れ味の持続期間はそれくらいなのかもしれませんね。 

 

どちらの企業様も切れ味には満足して頂いているようで、幸いです(*´▽`*)

 

刃先には、のりのカスみたいなものが付着しており、こういったものも切れ味が落ちる原因になります。主に文房具のハサミにも似たような状態で切れなくなることがあります。

 

こういった刃物は、和包丁に似ていますね。今回の刃は地金と刃金の合わせ刃物です。

 

そして裏は、和包丁のように“裏すき”があります。

 

「どうやって研ぐの?」と聞かれたら、

 

頑張って砥石で“切刃”を研ぎ続ける!!」

としか言えないですね(*´з`)

 

ポイントは、切刃が完璧な平面なので、砥石もこまめに【面直し】をして出来る限り平面を維持するしかないです。

 

切刃も完璧な平面。砥石も平面を維持。かなり根気がいる作業の極みですね。

 

しかし、今回はまだ楽な方です。なぜかというと、前回は【欠け】がありましたから、、、

 

これだけ平面で、直刃の欠けを取ろうと思うとかなり大変です。

 

欠け自体を取ることは簡単ですが、もう一度直刃に直すのにホネがおれます。削る時に一切ブレることのない大型の研磨機がある工場が羨ましいです、、、(-_-;)

 

てもまぁ、今回は大きな欠けは無いので、切刃の面を慎重に研いでいきます!!

 

まずは、#240の荒砥↑

 

続いて#1000の中砥石↑

 

続いて#4000の仕上げ↑

 

続いて#8000の超仕上げ↑

 

この裁断機の刃は、HATOGI屋のインスタグラムにも投稿しましたが、その中に#10000で研いだ時に砥石と刃がくっついてしまい、軽く振った程度では剥がれないくらい強力にピタッとひっついている動画もアップしてあります。ご興味ある方がいましたら是非ご覧になってください。

 

切刃の面積が広いとあのような弊害が起きることがあります。薄刃包丁でも同じようなことが起きますね~(*´з`)

 

とにかく超仕上げの時は、ひっつきまくって研ぎにくかったです!!

 

なんやかんやで、超仕上げまで丁寧に研いで完成です!↓

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