HATOGI屋(ハトギヤ)

【キングハイパー】#1000のレビュー

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今回は、キング砥石の人気商品【キングハイパー】の#1000をレビューしていこうと思います。

  

こちらですね。よ~く見て見ると下の方に気になる表記がありますね、、、。

 

そうなんです!これB級品なんです。たまたま松永砥石(キング砥石の販売を委託されている会社)の担当者さんとお話させていただく機会があったときに、たくさん砥石を購入する代わりにB級品のキングハイパーを試供していただきました。

 

ただ、性能は通常のものと変わらないそうで、どこがB級品なのかというと↓の写真の一部分が色が変色しているからだそうです。これくらいでもB級品扱いになるそうで、もったいないな~と思いましたわ(*´з`)

 

でも別の角度から見てみると、、、ガッツリ割れていました(笑)↓

これを見て、「やっぱこれB級品だわ!」思わず声が出てしまいました(*´▽`*)

 

キングハイパーのスペック

  • サイズ・・・縦205mm×横70mm×高さ34mm
  •  製法・・・ビトリファイド系
  •  硬さ・・・標準(その辺の砥石よりは硬いよ)
  • 使用前の砥石への給水・・・必要

 

 

サイズは、縦205mm×横70mm×高さ34mmらしいのですが、嫌な予感がして測ってみると、↓

コラ、34mmではなく、32mmではないか。

 

2mmも高さ違うとか研ぎ師からしたら、かなり悲しいぞコレ。

 

横幅も2mmくらい小さいし、、、↓

やっぱコレB級品だわ(*´Д`)

 

サイズの表記変えた方がいいのでは?それとも販売されているやつは、ちゃんとサイズ合っているのかな?

 

まぁ試供品なので、全く怒りはないんですけどね(*´▽`*)

 

話を進めますが、キングハイパーはビトリファイド系なので、最初は水をガッツリ吸収します。少し水を垂らしても↓のように直ぐに吸い込んでしまいます。

なので、水を垂らしても表面に水が溜まるくらいまで水を吸わせてください。

  

↓のように(わかりにくくてすみません、、、)表面に水が張るくらいになればOKです。実際は、こんなに水を表面に張りませんが、参考がてらいっぱい水を垂らしました(笑)

使用前の説明はこれくらいにして、研ぎに進みましょう。 

 

今回も【柳刃包丁(霞の鋼)】、【ステンレス三徳包丁】、【鋼の三徳包丁】の3種を研いでいきます。

 

まずは、柳刃包丁。

↑は研ぐ前の写真です。(刃の黒幕#220の研ぎ跡です。)

↓はキングハイパー#1000で研いだ後の写真です。

研磨力はかなりある方だと思います。砥グソは少ないので、研いだ跡が光るタイプですね。刃金が光っているのがわかるでしょうか?

 

地金は、かなり研ぎムラが出ると思います。光らせるこも、霞ませることも中途半端になりそうです。なので、キングハイパーでは、地金は綺麗に整える程度に留めておいた方がいいですね。

 

ここでちょっと余談

キングハイパーは初めて使いましたが、これは僕好みの砥石ですね。硬さは【標準】と記載してありましたが、結構硬めですね。砥グソも砥石自体の泥は少なく、鉄が削れて出てくる【黒い砥グソ】がメインで出てきます。

 

これはどういうことかと言うと、砥石はあまり削れ落ちないということで、つまりは砥石が減りにくいということに繋がります。しかしデメリットとして、こういったタイプの砥石は目詰まりがしやすいという難点もあったりするのですが、キングハイパー#1000はあまり目詰まりする感じは無いですね。(目詰まりに関しては、もう少し使ってからもう一度感想を述べたいと思います。)

 

硬くて減りにくい砥石。僕が大好きな砥石です(*´▽`*)

 

話を戻して、次はステンレスの三徳包丁にいきましょう。

↑は研ぐ前の写真です。(刃の黒幕#220の研ぎ跡です。)

↓はキングハイパー#1000で研いだ後の写真です。

#220の研ぎ傷はしっかり消えて、#1000の研ぎ傷に上書きされています。

やはり、キングハイパー#1000は霞む(曇る)より、光るタイプですね。ステンレスでも難なく滑ることもなく砥げます。

 

続いて鋼の三徳包丁。

↑は研ぐ前の写真です。(刃の黒幕#220の研ぎ跡です。)

↓はキングハイパー#1000で研いだ後の写真です。

鋼でも#220の研ぎ傷が消えて、#1000の研ぎ傷に上書きされています。

 

鋼もステンレス同様、霞まずに光りますね。

 

キングハイパー#1000 まとめ

  • 硬さは結構硬めだよ。
  • 砥石自体の砥グソはあまり出ないよ。(鉄の削れた黒い砥グソは出るよ)
  • #1000にしてはかなり研磨力があるから、荒砥の傷を取り除きたい時、荒砥の後にさらに微調整で研ぎ面を整えたい時に重宝するよ。
  • あまり砥石が減らない(凹みにくい)から、和包丁の裏押しやカンナ研ぎなどの平面性が重要視される研ぎに活躍するよ。
  • 砥石が減りにくいと、目詰まり(砥石の表面が詰まって滑りやすくなり、研ぎにくくなる)がおきる可能性もあるけど、そこまで酷くないよ。というか面直しすれば簡単に直るよ。
  • ステンレスも鋼も関係なく砥げるよ。

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