研ぎの上達のポイント
お疲れ様です!!
今回は、研ぎの上達ポイントをお話していこうと思います。
長くなると記事を読むのが面倒に感じてしまうと思いますので、記事を小分けにして何個かに分けてさらにその内容も端的にしていきます。
そして、今回はどちらかと言うと洋包丁(牛刀、ペティナイフ、三徳包丁など)を研ぐに当たってのポイントになると思います。
研ぎの上達のポイントとは
では、まず今回の記事での“研ぎ上達”の為に意識するポイントですが、、、それは、、、
角度を徹底的に維持して研ぐこと!!!
です。
「いや、何当たり前のこと言っとるんじゃ」と怒られそうですが、
わたくし、、、研ぎ教室を開いておりまして、、、確信しているのですが、、、、
受講生のほとんどが研ぎ角度が全く安定していないんですよ!!
もうフラフラ、カタカタ、グラグラと、包丁が揺れまくります。
そして、どれくらい揺れているのか自分自身で把握できていないのです。僕に言われて初めて気づく人がほとんどです。
みなさんに是非実践してほしいのですが、一人でやる際は、携帯で自分の研ぎの手元動画を撮りながら行ってみてください。できれば、砥石と包丁と手元がズームで見える感じで更に手前から撮ってください。他の身体の部位は映らなくていいです。
そうして撮影した動画を見ると、画面の目の前に自分が研いでいる手元の映像が確認できると思います。
自分の研ぎの映像を見てみてくださいよ、、、上手く包丁が研げない人はきっとブレブレですよ(*´Д`)
こういった、第三者の視点で自分を見てみると全く上手く研げていないことに気づきます。
この気づくということが大切なのです。
自分が角度の維持ができてきないということに気づいたらその後はもうひたすら練習です。角度の維持を。
もうちょっとだけ詳しくお話すると、
研ぎというのは、
砥石の上で 包丁を 前後に 動かす
ことですよね?
この前後の運動で、手前に包丁が来た時と奥に行った時に腕や手の筋肉がどのように動くかを把握してください。
文章で説明されるとめちゃくちゃ面倒くさそうで難しそうですよね?
まぁこれは研ぎ教室で詳しく教えているので気になる方は受けてみてください。
話を戻しますが、しばらくの期間角度の維持の練習をして、それができているか定期的に撮影して確認です。
その繰り返し。
とりあえず、何となく、適当に研いでも
数年後には上達するかもしれません。
ですが、丁寧にこういった練習を繰り返すほうが確実に上達が早いです。
自分の至らない点、ダメな点にいち早く気づく。そして、そこを徹底的に直す。
これが、上達のポイントです。
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