HATOGI屋(ハトギヤ)

シャプトン 刃の黒幕 #320のレビュー

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今回は、刃の黒幕#320をレビューしていきます。

こちらですね。

この砥石の製法は【マグネシア】だそうです。

サイズは縦210mm、横70mm、高さ15mmと記載されています。個人的には、高さ(厚み)は最低でも25mmは欲しいです(笑)

 

ちなみに、僕は#300クラスの砥石は滅多に使わないですね。刃の黒幕だけでなく他のメーカーの砥石も#300クラスは使いません。理由は後ほど書いていきます。

あっ、そうそう、刃の黒幕の砥石は【セラミック砥石】でもあるのですが、セラミック砥石がなんなのか?ということも別の機会にしっかり説明しますので、少々お待ちを(”ω”)ノ

もちろん、砥石の製法に関してもしっかり説明しますね。

 

話を戻しますが、裏はこんな感じで、メーカー名とか色々記載されています。なので、裏側ではなく表から使う方がいいかもしれません。 

 

刃の黒幕#320はどんな時に使う??

この砥石も荒砥石の部類に入るので、研磨力があるタイプです。なので、欠けがある時やたくさん鉄を削りたい時に使う砥石です。

ですが、#300クラスは、そこまでたくさん削れないですね。他のメーカーのも含めて。

先程、僕は「あまりこの砥石を使わない」と言いましたが、その理由がそれ↑です。

ゴリゴリと削りたい時に、あまりゴリゴリと削ってくれないので、どうせならゴリゴリと削ってくれる#220を使います。

なので#320を使う機会がほとんどありません。僕はね。

じゃあどういう時に使うのが良いのか?って話になるのですが、個人的には、鏡面磨きをする際に、深い傷を残したくない時に丁寧に削る最初の砥石にしてもいいかもしれません。#120や#220では、研ぎ傷が深すぎるから、#320から始めて深い傷を作らないように慎重に研ぐ時にいいのではないでしょうか?

当たり前ですが、欠けがある包丁を研ぐ際に、#320で始めると#220よりは時間がかかってしまいますので、僕は積極的には使いません。悪い砥石ではありませんけどね。

  

では、いつもの取り扱い説明いきましょう!

ケースも使い道があります。 裏側に滑らないようにゴムが付いており。

上に砥石を乗せて研ぎ台にすることができます。

ですが、あの下側に付いていたゴム、、、あまり意味が無く、結局ケースが滑るので、下に濡れ雑巾を敷いた方がいいです(-_-;)

 

刃の黒幕シリーズは水をほとんど吸い込みません。なので、水を垂らしてもこんな感じで、表面に素敵が付きます。なので、使用する前に、水に浸けて、水を吸わせる必要がありません。研いでいる時に上に垂らす水も少しでいいです。

【砥石に水を吸わせる吸わせない】、などの説明も別の機会に行いますので、お待ちくださいませ。

 

刃の黒幕#320で柳刃包丁を研ぐ!!

いつも通りや中砥石から研いでいきましょう。

↑研ぐ前の写真です。#2000で研いだ研ぎ傷がついています。というか霞んでいます。

そして、↓これが#320で研いだ後の写真です。

研ぎ傷が少し粗く、深くなっているのがわかりますか?

研いだ感想は、「ん~やっぱ、僕は#220の方が削れるから好きかな~」という感想です。良い表現をするならば、#320は【繊細な荒砥石】って感じですかね。反対に#120が【荒々しい荒砥石】。#220はその【中間的な存在】

砥グソは結構出ましたね。包丁を40~50往復したくらいで簡単にたくさん出ました。

 写真ではわかりにくいですが、砥グソ(泥)は結構出てます。

#120、#220、#320の三つの荒砥石の中で、一番砥グソが出るので、綺麗に和包丁が霞みますね。

 

刃の黒幕#320で鋼の三徳包丁を研ぐ!!

↑研ぐ前の写真で、#2000で研いだ後です。

↓#320で研いだ後の写真です。

#320の研ぎ傷がわかりますか?斜めにシャーっと付いています。

当然ですが、#120や#220より傷が浅い感じがします。何となくね、、、(笑)

研いだ感想は、柳刃包丁を研いだ時にも感じたのですが、削れる感じは弱かったのですが、滑ることはなかったですね。砥グソもたくさん出るので、それで削れにくさはカバーできるのではないかと。(砥グソが研磨力の補助材になってくれるので)

  

刃の黒幕#320でステンレスの三徳包丁を研ぐ!!

↑が研ぐ前の写真です。#2000の研ぎ傷が付いています。というか霞んでいますね。

↓が、#320で研いだ写真です。

霞みというか曇りが粗くなったのがわかりますか?写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、実際に見るとしっかりと荒砥石の研ぎ傷が付いています。

↓別の角度から撮ってみましたが、やはり分かりずらいかもしれません(-_-;)

まぁそれだけ繊細な研ぎ味ってことです!

ステンレス包丁もしっかり研げるので、荒砥石としての能力は問題なくあります。繰り返しになりますが、玄人の方は、最初の段階で深い傷を付けたくない場合に重宝すると思います。素人の方は、これを買ってしまっても大失敗ではないので、ご安心を。

僕個人があまり使わないだけで、ダメな砥石では全くありません。

結論!!

長所・・・深い傷を付けたくなく、尚且つしっかり削りたい場合はこの#320が向いているよ。鏡面磨きの最初にいいかもしれないよ。

短所・・・研磨力が他の刃の黒幕の荒砥石にくらべて若干弱いよ。

他の特徴・・・砥グソ(泥)が結構出てくるよ。だから、刃の黒幕の他の荒砥石に比べて減りやすいかも。

この砥石に向いている包丁・・・鋼、ステンレス共に研げる。一般的な硬さの包丁にはこれで十分。硬度が高い(硬い)包丁は、すこし削れにくいかも、、、←(検証したら報告します)

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